「善意」の欲望・疑いのない「正しさ」

宮城県連続地震 あふれる善意一斉放出 宮城・南郷 宮城県連続地震で大きな被害を受けた南郷町は、全国各地から寄せられた支援物資を6、7の両日、町民体育館に展示し、町 民に引き取ってもらうことにした。被災住民を応援しようと送られてきた物資だが、引き取り手が少なく、膨大な「在庫」に悩んだ末 の策。町は「せっかくの善意を生かすためにも、気軽に引き取りに来て」と呼び掛けている。


一番必要なものはなにか、どれぐらい必要なのかといったことが的確にアナウンスされなかった不幸。95年の大震災時には幸いにたくさんのボランティアのネットワークとメディアによってもたらされた一般の人の関心の高さがありましたから、ここまでにはならなかったと聞きますけどね。(被災地内部でのうまい分配に関しては別の問題ですが。)